議連の総会であいさつする稲田朋美幹事長代行=6月11日、参院議員会館

 自民党の下村博文選対委員長と稲田朋美幹事長代行(衆院福井1区)は6月11日、新型コロナウイルス感染が収束した後の社会を構想する「新たな国家ビジョンを考える議員連盟」の設立総会を国会内で開いた。この日は、同じテーマで4日に発足した岸田文雄政調会長を本部長とする党組織も2回目の会合を開催。安倍晋三首相の後継に意欲を示す党幹部らの動きが活発化した。

 議連には約180人が名を連ねた。会長の下村氏は「国難から日本を立て直す」と強調し、幹事長を務める稲田氏も「固定観念にとらわれない議論を」と呼び掛けた。二階俊博幹事長も駆け付け「しっかり協力するので思い切って頑張ってほしい」とエールを送った。下村氏は岸田氏にも出席を呼び掛けたが、会場には姿を見せなかった。

⇒稲田氏「おじさん政治ぶっ壊す」

 参加者は下村、稲田両氏が所属する党内最大の細田派が中心で、岸田派も含めて派閥横断でメンバーを募り、党内融和にも配慮した。働き方改革や産業の創出など十数項目をテーマに分科会を設けて議論し、党への提言をまとめる。

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