福井県庁

 2021年3月の福井県立高校入試について豊北欽一県教育長は6月11日、新型コロナウイルスの影響で長期間の休校があったことを踏まえ「今のところ(出題範囲を狭めることなどは)考えていない」と述べ、例年と同様に通常の範囲で実施する考えを示した。

 同日県庁で開かれた定例知事会見で述べた。

 県内学校は、安倍晋三首相の要請を受け3月から休校に入った。感染が拡大し休校は約3カ月間と長期化。学習の遅れなどが懸念されている。文部科学省は5月13日、福井など全国の中学校で臨時休校となったことを踏まえ、2021年度の高校入試について「出題範囲や内容、出題方法について、特定の入学志願者が不利にならないよう、適切な工夫を講じてほしい」との通知を出している。

 会見で豊北教育長は「休校中も(学習支援動画の配信など)在宅授業を行っている。第2波が来ない限りは通常の範囲でやっていくということは、各市町とも共有している」と強調した。その一方、第2波が到来した場合について「状況がどうなるかを見極めた上で、出題範囲を検討していきたいと考えている」とも述べた。

 豊北教育長は、6月1日の学校再開後、感染の不安から登校していない児童生徒が、県立高で1人、特別支援学校で2人、小中学校で数人いることを明らかにした。

関連記事