秋篠宮ご一家から贈られた手作りの医療用ガウンを試着する看護師たち=6月9日、福井県福井市の福井県済生会病院

 新型コロナウイルス感染症の治療に当たる医療現場で役立ててもらおうと、秋篠宮ご一家が手作りされた医療用ガウンが6月9日までに、福井県済生会病院(福井市)に届けられた。看護師が同日試着し「お気持ちがこもっていて励みになる」と喜んだ。

 社会福祉法人「恩賜財団済生会」(東京)は、秋篠宮さまが総裁を務めている。5月のテレビ会議を通じ医療現場で防護服が不足し、ポリ袋を加工してしのいでいる病院もあると知った秋篠宮さまが作り方に関心を示した。同会職員が設計図をメールで送付したところ、ご一家と宮内庁職員が手作りした計500着を本部などに寄付した。

 県済生会病院には5日、7着が送られてきた。「感染するリスクがある中、闘ってくださり感謝しかありません」「皆様の頑張りによって救われております」など、ご一家らによる色紙も添えられていた。

 登谷大修院長は「職員が元気になり、一層前向きに頑張れる」と感謝した。看護部長の脇和枝さんは「現場の大変さを理解し、手作りで応援していただきうれしい」と話していた。

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