北海道釧路港で水揚げされるミンククジラ=2019年9月

 昨年31年ぶりに再開した商業捕鯨を巡り、沿岸操業の業者でつくる日本小型捕鯨協会(福岡市)は9日、かつて捕鯨基地だった北海道室蘭市を新たに拠点に加えることで地元漁協と合意した。道や協会への取材で分かった。水産庁や協会によると、商業捕鯨再開後、旧基地が拠点として復活するのは初。

 道が関係漁協と操業に関する合意文書をとりまとめ、9日付で協会に送付した。合意を受け、貝良文会長は共同通信の取材に「関係漁協に感謝したい。操業の選択の幅が広がる」と述べた。

 道や協会によると、対象の海域は拠点の同市の追直漁港から沿岸部を除く半径約92キロで、ミンククジラを狙う。

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