窓から大野城が見える旧内山家の夏障子=6月3日、福井県大野市城町

 福井県大野市城町にある2軒の武家屋敷に6月1日、写真映えする撮影スポットが設けられた。旧内山家に夏障子が入れられ、旧田村家には色とりどりの風車棚が設置された。風情ある武家屋敷の景観に調和し、涼やかさを添えている。

 市内外からの誘客を図ろうと昨年、始めた取り組み。昨年9月の入館者数は、旧田村家で一昨年の2.5倍の約1200人に増えるなど好評を博した。今年は期間を延長し、11月23日まで楽しむことができる。

 旧内山家では、屋敷の離れ部屋のふすま8枚を夏障子に変えた。昨年より4枚増え、一面全てが夏障子になった。障子紙が貼られる部分がアシのすだれになっており、柔らかな日陰を作っている。中央には城見窓が取り付けられ、大野城が望める。

⇒【D刊】屋敷前に設置された300個以上の風車が並ぶ棚

 旧内山家から300メートルほど離れた旧田村家には、合計500個以上の風車が飾られた。赤や黄色、青など色とりどりの風車は、風が吹くとカラカラと音を立てて回り、涼を感じさせる。300個ほどの風車を備えた棚を屋敷前に、立て看板型の風車棚3台を庭先にそれぞれ設置した。

 入館は18日までは県民に限る。市民は11月末まで無料。新型コロナウイルス対策として密集を防ぐため、両施設とも入館を制限する場合もある。

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