2018年の「とうろう流しと大花火大会」=2018年8月16日、福井県敦賀市松島町(多重処理)

 福井県の敦賀観光協会と敦賀市は6月8日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、「とうろう流しと大花火大会」の花火大会と、気比の松原海水浴場の海開きを中止すると発表した。

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 市内183企業・団体が加盟する同協会の総会で花火大会と海開きの中止について書面での回答を募り、同日までに過半数が同意したという。

 戦没者慰霊の送り火のため1950年に始まったとうろう流しと大花火大会は例年、日本海側最大規模の約1万3千発の花火が人気で、県内外の約20万人が見物に訪れている。同協会が主催となった2003年以降、荒天を除き花火大会の事前中止が決まったのは初めて。

 宗教行事のとうろう流しは規模を縮小して行う方針で、今後、同協会と各寺院がやり方について協議する。

 また、例年10万人弱が訪れる気比の松原海水浴場では、浜茶屋の出店も中止。海開きが中止となったのは、同協会が管理を始めた12年以降初となる。

 敦賀湾の無人島・水島も地元の色浜、浦底両区などが8日までに渡し船の運航中止を決めた。市によると、気比の松原海水浴場と水島を除いた海水浴場は市内に8カ所あり、いずれも海開きするかどうか検討中という。

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