透明のアクリル板で個室のように仕切られたカウンター=6月3日夜、福井市順化1丁目のスナック

 「お店開くのを待ってたよ」―。20年以上の常連客が福井県福井市「片町」にあるスナックのドアをたたく。スナックのママ(68)は「久しぶりぃ。めっちゃうれしい」と出迎える。

 新型コロナウイルスの影響で2カ月近く店を閉めていた。再開後は感染を防ぐためにカウンターの席を9から5に減らし、間にアクリル板の仕切りを設置。顔見知りの客同士が透明の衝立越しに乾杯する場面も見られた。

 スナックのママは片町に根を下ろし40年。バブル崩壊やリーマン・ショックも経験した。「今が最大のピンチ。だけど、お店は人と人の出会いの場。ここじゃなきゃ巡り合えない人だっているんだから」

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