脇本雄太選手

 日本自転車競技連盟は6月4日、来夏に延期された東京五輪のトラック種目の代表を発表し、男子ケイリンで福井県勢の脇本雄太(31)=科学技術高校出身、日本競輪選手会福井支部・ブリヂストン=が選ばれた。脇本の五輪出場は2016年リオデジャネイロ大会に続き2大会連続。県勢で東京五輪出場を決めたのは脇本が初めて。

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 脇本は2月末にドイツで開かれた世界選手権の男子ケイリンで日本勢トップの銀メダルを獲得し、代表入りを確実にしていた。4日、オンラインでの記者会見に臨んだ脇本は「生きている間に自国開催の五輪に巡り合えたのは最高に恵まれたこと」と語った。

 トラック種目で日本に開催国枠はなく、2018年7月~20年3月に行われた国際大会の成績に基づく五輪ランキングで各国に配分される。世界選手権を終えて日本は男子ケイリンで国別順位1位となり、出場枠1を獲得した。

 1対1の対戦形式で争う男子スプリントでも日本は1枠を獲得。新田祐大(34)=日本競輪選手会福島支部=が代表に選ばれた。東京五輪の規定により、脇本はスプリントに、新田はケイリンにも出場できる。

 新型コロナウイルス感染症の影響により東京五輪の1年延期が決まったことで、代表選手発表も当初予定の4月上旬から遅れていた。自転車トラック種目は静岡県の伊豆ベロドロームで行われる。

■必ず金メダル取る

 脇本雄太の話 2大会連続で(五輪に)選出されてうれしく思う。前回のリオデジャネイロ五輪は自分の中で情けない成績だった。東京でリベンジできる機会をもらえた。必ず金メダルを取りたい。

 わきもと・ゆうた 足羽中-科学技術高。日本競輪選手会福井支部・ブリヂストン所属。高校2、3年時に国体1000メートルタイムトライアル連覇。2008年競輪デビュー、19年からS級S班。G1通算3勝。トラック種目ケイリンで16年リオデジャネイロ五輪代表。ワールドカップ2勝。20年世界選手権銀メダル。180センチ。31歳。

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