今夏の海開きを中止する水晶浜海水浴場=6月2日、福井県美浜町竹波

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、福井県美浜町内にある水晶浜など五つの海水浴場が、今夏は海開きしないことを決めた。駐車場も入れないようにし、人が集まれないようにする考え。戸嶋秀樹町長が2日の定例会見で明らかにした。

 美浜町には海水浴場が8カ所あり、例年7月初旬から8月下旬まで計20万人以上の浴客が訪れている。関西や中部地方からの浴客が多く、県外客が9割を占める。

 海開きを中止するのは同町菅浜、竹波、丹生にある水晶浜、ダイヤ浜などの5海水浴場。駐車場入り口にバリケードを設けて車が入れないようにするほか、浜茶屋も建てないことを決めた。

 水晶浜海水浴場を管理する竹波区の区長(60)によると、浜茶屋で接客などを行う地元住民からコロナウイルス感染を心配する声が多かったため中止を決定したという。

 町内の残り3海水浴場も中止の方向で検討を進めており、12日に関係者が集まる会議で正式に決めるとしている。

 県内の主な海水浴場では、気比の松原海水浴場(敦賀市)も中止の方向で検討しており、近く正式決定する。三国サンセットビーチ(坂井市)や浜地海水浴場(同)は7月1日、鷹巣海水浴場(福井市)は同10日、越廼海水浴場(同)は同11日に海開きする予定。

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