学校に入る前に手指の消毒を受ける生徒。複数の入り口が設けられ、間隔を空け並んで一人ずつ校舎に入る=6月1日、福井県の敦賀市気比中学校

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため休校となっていた福井県内のほとんどの小中学校、高校が6月1日、約3カ月ぶりに再開した。各学校では机の間隔を空けるなどさまざまな感染防止対策がとられ、新しい生活様式での授業や給食などが行われた。高校では部活動も始まった。

 県内学校は、安倍晋三首相の全国一斉の休校要請を受け3月2日から順次、臨時休校に入った。5月7日以降は地域や学年、学級ごとに登校日を設け分散登校を実施。11日からは、インターネットなどを活用した在宅授業を行ってきた。

 各学校では再開に合わせて対策を準備してきた。生徒約400人の敦賀市気比中学校は、密集を避けるため校舎への入り口と駐輪場をそれぞれ4カ所設置。登校した生徒たちは入り口近くで教員に手を消毒してもらった後、校舎に入った。

 木原茂子校長は校内放送で「まだ油断はできない。(各生徒が)生活に取り入れた、感染しない、させない取り組みを継続してほしい」と呼び掛けた。

 教室内は、席をずらしたり列を増やしたりして生徒間の距離を一定にキープ。休み時間が終わるたびに、教員らがトイレのドアノブや手洗い場を消毒した。

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 給食は福井、大野市や美浜、若狭町など11市町で再開。福井市宝永小学校では机を向かい合わせにしないスクール形式で行われた。8日までに残る6市町でも始まる予定。

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