◆畑では

連作、輪作、肥料必要、肥料過多注意、好酸性土、好アルカリ土、コンパニオンプランツ、等々、いろいろ考えているとどこに何を植えたらよいのか、毎日畑を眺めて思案しているだけでなかなか夏野菜を植える場所が決まらなかったのです。

接ぎ木ならば連作も大丈夫の声に押されて、えい!!とばかりに五月半ば過ぎにようやく、畑に関心をもって手伝ってくれるようになった孫娘たちにも手伝ってもらい夏野菜のほとんどを植えることができました。

ナス、トマト、キュウリ、ピーマン、スイカ、黒瓜、甘瓜、オクラ、金時草、モロヘイヤ、つるむらさき、さつま芋、そしてコンパニオンプランツとしてのスイートバジル、大豆、落花生も間もなく定植しなければなりません。

私は畑を整えて植えるだけですが、畑の側から見ればこれらのたくさんの野菜を一度に迎えて、これからそれらが育っていくのですから大変なことです。

既に畑にはこれから収穫を迎える玉ねぎ、にんにく、3月に植えたじゃがいも。インゲン、モロッコ豆、小松菜、レタス、今花盛りのパクチーなどが植わっています。畑一面に生えてきている赤シソ、ところどころには青シソ、エゴマ、ゴボウ、ひまわり、そして瓜?かぼちゃ?等々が、芽を出し、我が物顔で生えてきているのです。

土の自然の力が、野菜の育つ力の背後にもあって、その成長の後押しをしているかのようです。そしてその葉が日の光を浴びて、さらにキラキラと輝いている光景につい目が奪われてしまうのです。

昨年の秋にまいた勝山水菜や白菜、ブロッコリー、そして白菜のわきにコンパニオンプランツとしてまいた春菊のそれぞれが、折っても折っても毎日のようにその脇芽を伸ばす、その成長の早さと強さに驚きの日々です。それら折り菜をゴマペーストの味噌和えにしたり、切干大根や、海苔と梅ペースト和えたりしてこの葉物の少ない時期、毎日のように食卓を賑わせ家族の健康を守ってきてくれているのです。

野菜を作る人の、野菜の育ちに寄り添い見守る日々は、おのずと野菜のいのちと向き合う日々でもあります。ですから、どんな野菜をも無駄にしないで大切に生かして使う知恵があるのです。

3月頃の冬野菜の大根も、大概は次の野菜を植えるために抜かれて畑の隅に積み上げられてしまいがちですが、ひと手間かけて千切りやいろいろな大きさの切り干し大根として干しておいて、酢、醤油、好みで味りん(切り干し大根は干せば甘味が濃縮されてとても甘くなるので私は使わないのですが)に、輪切りのトウガラシ、細切り昆布を加えた調味料に漬け、ハリハリ漬けとして食べることを教えていただきとてもおいしくいただいています。

今年は残念なことに玉ねぎのほとんどが薹(とう)が立ってしまいました。玉ねぎの葉や薹が立った茎は、葱とはまた違ってアスパラガスやもやしなどの野菜とコチュジャンなど加味して炒め物にするとシャキシャキ感があってとてもおいしいので見つけると折ってはいただいているのです。近くで畑をしている人は、スーパーには出回らないこうした野菜は‘畑を作る人だけに味わえる特権です’と言われているというのです。

次々と、まるで追われるように採れる野菜を、どう生かしておいしくいただけるかを考える日々でもあるのです。野菜を育て、収穫して、自分たち家族の好みに合わせて料理していただけることは最高の贅沢だと思えます。その贅沢を心から感謝しないではいられないのです。


◆竹切り、筍切り(筍掘りではなく筍切り?)

筍切りに母の実家の山に行ってきました。

今年は筍の表年といわれたくさんの筍が取れる年だそうです。ですからそこに生える筍の数は、雨後の筍ともいわれているように、筍が採れる表年に当たるときには、特に雨が降るたびに生え、伸びる筍をそのまま放っておくと大変なことになり、たくさんある竹藪の管理が並大抵ではなくなるというのです。その竹藪の管理は、家族も少なくなり、男手もなくなって30歳代で家を継いでいる従兄の孫娘が、仕事の休みの合間に主として一人で山の始末をしているというのです。

特にこの時期その始末が大変だということを聞いておりました。それで、私たちも、十分力になるとは言えないのですが、その伸びた筍ぐらいなら のこぎりで切ることができますので、筍の季節に少し外れてしまっている今もお手伝いをさせていただくために何度か山に行っているのです。山といっても、県道沿いにずっと長くある山ですので、車で行ってすぐに山に入れますので、気軽に行けるところではあるのです。

そして、そうした竹藪の管理も兼ねて山を生かせる何か良い活用方法はないかと考えてもきているのです。
そんなとき、山のすぐ近くにある学校の方との話がきっかけとなり、保育園でもその山を何か活用できないかと娘に打診してみました。すると娘は思いのほか関心を示したのです。その山には小さい頃行って遊んだことがあるような記憶があるというのです。

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