福井駅西口の再開発に向け、5月31日で閉館するユアーズホテルフクイ=29日、福井県福井市大手3丁目

 福井県福井市のJR福井駅西口の通称「三角地帯」の再開発に向け、ユアーズホテルフクイが5月31日で営業を終了し、40年余りの歴史に幕を下ろす。跡地一帯には再開発ビルが建設され、2023年春をめどに世界最大のホテルチェーンの米マリオット・インターナショナルによる「コートヤード・バイ・マリオット福井」に生まれ変わる。

⇒福井駅西口ホテル、マリオット進出

 ユアーズホテルフクイは1979年に開業。敷地面積は約1230平方メートル。地上10階、地下2階で客室は75部屋。宴会場やレストラン、バーなどを備えたシティーホテルとして地域に長年親しまれてきた。

 4月半ばからは新型コロナウイルスの影響で、宿泊とレストラン部門を休業。5月21日からレストラン部門の営業を再開したが、宿泊部門は休業したまま閉館する。

 29日には、ホテルのレストランなどに常連客らが続々と訪れていた。友人と食事に来た福井市内の男性(71)は「家族での食事や同窓会など思い出が尽きない」と閉館を惜しんでいた。

 新たなホテルはユアーズホテルフクイがマリオット社に運営を委託する契約で、マリオットのブランドを生かしたインバウンド(訪日外国人客)などの誘客が期待される。

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