入学式の前に外で体調チェックなどを行う生徒や教諭ら=5月29日、福井県福井市明倫中学校

 福井県福井市の公立小中学校73校と福井大附属義務教育学校で5月29日、約2カ月遅れの入学式が行われた。新緑の中、明倫中学校では夏服に身を包んだ、マスク姿の新1年生約240人が門をくぐった。

 県教委によると、公立小中学校の入学式は4月初旬に5市町、ゴールデンウイーク(GW)明けの5月7、9日に8市町、同21~23日に3市町で行われており、県内の自治体では福井市が最後。当初4月8日を予定していたが、GW後の新型コロナウイルスの感染状況を見極めるため延期していた。

 明倫中では午後1時ごろから新入生と保護者が次々と来校した。入学式の看板前では列をなし、順番に記念撮影。撮影の際にはマスクを外して笑顔を見せる生徒の姿もあった。

 会場は可能な限り座席の前後の間隔を空け、上級生の出席は見合わせた。新入生は終始緊張した面持ちで式に臨んでいた。女子生徒(12)は「早く学校に行きたいと思っていた。やっと入学式を迎えられてうれしい。部活も、新しい友達をつくるのも楽しみ」と、1日からの学校生活に胸を弾ませていた。

 県立学校は式を予定していた全ての学校が6月1日までに終える。私立校では北陸中学校、仁愛女子高校、啓新高校、福井南高校が5月上旬に実施。敦賀気比中高校は6月1日、北陸高校は5月27日~6月2日に分けて行う。かつやま子どもの村小・中学校は1日以降に行う。福井商業高校と丹生高校、福井工大福井中高校は中止となった。

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