ランドセルを品定めする家族連れ=5月24日、福井県福井市大和田2丁目のイクラボ大和田店

 来春、小学校に入学する子ども向けのランドセル商戦がようやく活気を帯びてきた。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、昨年ピークだったゴールデンウイークの客足はまばら。ランドセル専門店「イクラボ大和田店」(福井県福井市)には、福井県による週末の外出自粛要請が解除され、家族連れの姿が見られるようになった。

 店には4~8万円台のランドセルが200種類以上並ぶ。売れ筋は5~6万円台。近年は恐竜をモチーフにした「ダイナソー恐竜ランドセル」が売り上げの3割を占めている。

 24日は、午前中に5組が来店。福井市の男児(5)は「青いキラキラしたランドセルをもらえてうれしい」と笑みを浮かべた。父親(38)は「ランドセル選びを通して子どもの成長を感じることができた」と話していた。

 店を運営する学生服製造・卸の山耕(越前市)では4月12日からランドセルの宅配試着サービスも開始。県外客を中心に一日2、3件の問い合わせが続いており、こちらも8月ごろまで予約で埋まる盛況ぶりという。山田耕一郎社長は「(県内外を含めて)夏休みあたりが商戦のピークでは」とみている。

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