噴霧器を使って店内を消毒する専門業者のスタッフ=5月28日、福井市順化2丁目のラウンジ

 新型コロナウイルスの影響で休業していた福井県内の飲食店で、再開に向けた準備が進んでいる。福井市の繁華街「片町」にあるラウンジの一つは5月28日、専門業者に依頼して消毒、除菌作業を行った。店は県の方針を踏まえ6月19日の再開を目指しており、マネジャーは「お客さまの安心感につなげたい」と話した。

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 県は政府の緊急事態宣言の全面解除を受け、5人を超える人数の会食の自粛要請を6月1日から解除する方針。接待を伴う飲食業は19日から一定の安全確保を前提に自粛を緩和する。

 2018年冬にオープンしたラウンジは、4月初めから休業している。この日は福井市のハウスクリーニング業者に依頼し、3月に新設し全く使っていない予約者専用ルームを含む2部屋の消毒と除菌を行った。

 業者のスタッフ3人はテーブルや椅子、ドアの取っ手などをアルコールで拭き取り、エアコンは部品を解体し特殊洗剤で洗浄。噴霧器による室内の消毒も行った。業者には来週までに、ほかに二つの飲食店から依頼が入っているという。

 ラウンジのマネジャー(41)は「プロにやってもらうと安心感が違う。店が以前のような状態に戻るのはまだ難しいが、来てくれるお客さま一人一人を大切にしたい」と再開後を見据えていた。

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