見物客の密集を避け、予告なしで打ち上げられた悪疫退散を願う花火=28日夜、岐阜市

 岐阜市の花火製造会社「村瀬煙火」が「花火の日」の28日、悪疫退散を願う花火を市内の長良川河川敷で、予告なしで打ち上げた。見物客が集まって密集しないよう、事前に周知しないサプライズ。6月初旬に全国の都道府県200カ所以上で一斉に打ち上げる計画も進めている。

 企画した村瀬煙火は創業100年の老舗。専務の村瀬功さん(34)は「今こそ花火の力を借り、元気を届けたい」と語る。

 1733年(享保18年)のこの日、疫病の退散を祈願して隅田川(東京)で打ち上げたのが、花火大会の始まりとされる。

 準備してきた花火を見てもらおうと5月から自費で打ち上げており、今回で5回目。

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