牧野百男鯖江市長

 福井県鯖江市の牧野百男市長(78)=石田上町=は5月27日開会した定例市議会本会議で、10月16日に任期満了を迎える市長選に5選を目指し出馬することを正式に表明した。

 市長選は、新人で福井県議会議員の田村康夫氏(59)=桜町3丁目=も出馬の意向を固めており、2008年以来12年ぶりに選挙戦となる見通しだ。

 牧野市長は提案理由説明に先立ち「新型コロナウイルス感染症対策の道筋が見えない中、『チームさばえ』の市民力を結集し、難局を乗り切ることが私に課せられた最大の使命。収束に向けて市民と一緒に戦い抜きたいとの思いで、市長選に重ねて立候補させていただきたい」と明言した。

 4期16年の成果として治水対策や行財政改革、シティープロモーションを挙げた。国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を推進し、内閣府の「SDGs未来都市」に選定されたことにも触れ「全国からも注目される自治体の一つになった」と強調した。

 牧野市長は報道陣の取材に「決心したのはこの1カ月。後進に譲ろうかとも思ったが、コロナ禍に全力で立ち向かうべきだと思った」と述べた。

 牧野市長は鯖江高校卒。県職員として総務部長などを歴任し、03年から県議を1年半務めた後、前市長の解職請求(リコール)成立に伴う04年の市長選で初当選した。12年、16年は無投票当選だった。

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