水間神社のケヤキ=福井県越前市室谷町(2006年1月撮影)

 福井県教委は5月27日、県指定文化財(天然記念物)の越前市の「水間神社のケヤキ」と南越前町の「栃の木峠のトチノキ」について、枯死したとみられることから指定解除を決めた。6月上旬の県報に告示し、正式解除となる。

 ケヤキは幹の周囲約11・2メートル、高さ約23メートルの巨木で、1964年に指定を受けた。2018年8月ごろから、樹皮表面に亀裂が生じ、同12月には木材腐朽菌が確認された。

 1974年に指定されたトチノキは、地上約4メートルの部分で二股に分かれ、枝張りは最大約25メートル。2015年12月に根腐れが確認され、19年7月には幹からの萌芽(ほうが)は認められなかった。

 県文化財保護審議会から指定解除の答申を受けた。今回の解除で、県指定文化財は399件となる。

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