福井県の今後の対応見込み

 福井県は5月26日、新型コロナウイルス特別措置法に基づく政府の緊急事態宣言の全面解除を受け、県民に求めている県境をまたぐ移動自粛や、スポーツジムなどの利用自粛を予定通り5月31日まで続けた上で、6月1日から4段階に分けて緩和していく方針を決めた。ジムやカラオケは1日から利用できる一方、広域的な祭りや地域行事は7月いっぱい、自粛を求めている。

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 約3週間ごとに感染状況を確認し制限緩和を進める国の方針に沿った内容。この日、県庁で開いた県対策本部会議で決定した。

 県境をまたいだ移動は31日までが自粛期間。ステップ1に当たる1日から緩和するが、感染拡大が長引いた首都圏や北海道、それ以外でも継続して感染者が出ている地域への移動は自粛してもらう。ステップ2の19日以降に全面解除の方向。

 過去にクラスターが発生した施設については、ジムとカラオケ、バーはステップ1の1日から自粛要請を解除するものの、より感染予防がより難しいキャバレーなど接客を伴う飲食業やライブハウスは、19日から一定の安全確保を前提に自粛を緩和する。

 5人を超える人数での会食もステップ1の1日から人数制限を解除するものの、多人数での会食は控えるよう引き続き求める。

 イベントは31日まで、50人以下で県外からの参加が主な小規模なものに限り認めている。盆踊りなど地域の行事の自粛要請は1日からのステップ1で解除。一方、屋内のコンサートや展示会は100人以下で、参加が収容定員の半分程度以内のもののみ認め、全国的な祭りや行事、プロスポーツなどは引き続き全面的に自粛を求める。

 最終段階のステップ4は8月1日以降で、十分な間隔を開けることなどの条件は残るものの、ほとんどの自粛要請が解除される。

 杉本達治知事はこの日の定例会見で「これからは自粛の局面から、新しい生活様式にのっとって住民の皆さんに自覚を持って行動していただくことが必要。感染第2波防止への挑戦になる」と、県民に協力を訴えた。

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