しがみついた枝に白い泡で包み込みながら卵を産み付けるモリアオガエル=5月26日、福井県勝山市荒土町細野

 福井県勝山市荒土町細野のスイレン池で、モリアオガエルの産卵が始まっている。小雨が降った5月26日早朝、池にせり出した雑木の枝に、綿菓子のような白い泡状の卵塊がいくつも見られた。緑豊かな山間の水辺に初夏の風情を醸し出している。

 福井県自然保護センター(大野市)によると、雌が出した体液を雄が後ろ足でかき混ぜて泡の卵塊を作り、外敵と乾燥から卵を守る。一つの卵塊に300~500個の卵を産みつけ、1週間ほどでふ化しオタマジャクシとなって池に落ちる。

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 池を管理する男性(65)は「毎年、産卵を楽しみにしている。無事にカエルになって、足元をぴょんぴょん飛び跳ねる姿は見ていてうれしい」と話していた。

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