あわら市役所=福井県あわら市

 福井県あわら市は5月25日、新型コロナウイルス禍で、大幅に落ち込んだあわら温泉を中心とした宿泊客の拡大を促進するため、夏季限定で県民対象の宿泊割引事業を行うと発表した。

 対象21旅館に県民が利用できる助成券を発行し、宿泊の際に割引した費用を助成する。1人当たり2千円で1万人分を用意する。期間は7月10日~8月31日。前年7、8月の宿泊実績などに応じて各旅館に助成券を配分する。事業費は2050万円。

 休校の長期化で子どもたちの夏休み期間は不透明な状況。家族連れら例年の宿泊客は見込めず、佐々木康男市長は「県外客を積極的に誘客できる状況ではない。まずは市民や県民に憩いと元気を提供し、あわら温泉の良さを再認識してもらいたい」としている。

 売り上げが大幅に減少した小規模事業者(従業員5人以下)支援としては、業種を拡大した5万円の給付事業を行う。4月末から先行した飲食、宿泊、旅行業者を除くもので、予算額は4010万円。

 新型コロナ対策の本年度一般会計補正予算案は計6360万円で、6月定例会に提案する。

 市はまた、宿泊施設や店舗向けに、手をかざすと自動で消毒液が出るスタンド(2万7千円)の購入費1万5千円も補助する。

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