JR四国の新社長に就く西牧世博専務(65)は22日、高松市内で記者会見し、四国の一部首長らが熱望している四国新幹線の導入論議よりも赤字路線の収支改善を経営の優先課題と位置付ける意向を示した。

 西牧氏は四国新幹線の必要性を認めた上で「財源の問題があり簡単にはいかない。50年のスパンなら当然考えなくてはいけないが、5年、10年なら先の話だ」と説明した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月以降の収入は激減しており「会社発足以来の危機的状況だ」とも述べた。

 西牧氏は6月26日の株主総会後の取締役会で正式就任する。半井真司社長(64)は代表権のある会長に就く。

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