スポーツ庁は5月21日、学校の体育の授業で、新型コロナウイルス対策のためのマスク着用は不要との事務連絡を全国の教育委員会などに出した。子ども同士の間隔を十分確保するなどの感染防止策は必要とした。

 体育時のマスク着用を巡っては、大分県教委が着用を求める通知を出したが、中国でマスクを着けた中学生が突然死する事故が相次いだことを受けて撤回している。

 事務連絡では、運動時のマスク着用で十分な呼吸ができなくなったり、熱中症になったりするリスクが指摘されているとし、体育の授業での着用は必要ないと明記。同時に、感染を防ぐために可能な限り屋外で実施するほか、不必要な会話は避け、授業前後の手洗いも求めた。

 子ども同士が密集する運動や、近距離で組み合ったり接触したりする場面が多い運動は、地域の感染状況から安全な実施が困難だと判断すれば、当面行わないこととした。体育以外の学校教育活動では、特に近距離での会話や発声が必要な場面でマスクを着けるのが適切だとした。

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