使用レーンの間隔を空けるなどの対策をして再開したボウリング場。心待ちにしていた常連客がプレーを楽しんだ=5月18日、福井県鯖江市下河端町のアル・プラザボウル

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、福井県が事業者に出していた休業要請が5月18日、全業種で解除された。ボウリング場や映画館は感染防止対策を徹底した上で営業再開し、待ちわびた常連らが早速訪れた。県民に対する平日夜間と週末の外出自粛要請も解かれ、社会経済活動の正常化に向けた動きが、徐々に本格化していく。

 解除されたのは遊興施設や劇場、運動施設、大規模な商業施設など。県は当初、20日までの休業を要請していたが、政府の緊急事態宣言が解除されたことを受けて前倒しした。感染防止対策を講じた上での再開を求めている。

 鯖江市のボウリング場「アル・プラザボウル」は、約1カ月ぶりに再開した。午前10時に開店すると、常連客らのグループが相次ぎ訪れ、久々のプレーを満喫。越前市の80歳の男性は「いい汗をかいた。以前のように週3回ほどのペースで通いたい」と笑顔を見せた。

 感染防止対策として同店は、ボールやシューズの消毒を徹底し、レーンは間隔を空けて使用する。加福信幸支配人(49)は休業前の4月上旬より利用者が多かったとして「お客さんが戻ってきてくれるのか不安はあるが、再開できてよかった」と話した。

⇒【D刊】再開したボウリング場やスポーツジム

 18日からは、県内からの参加を主とした50人以下の小規模イベントも開催できるようになった。一方で、県内外でクラスター(感染者集団)が発生している接客を伴う飲食店やスポーツジム、カラオケなどについての利用自粛要請は31日まで続ける。県境をまたぐ移動や、家族以外の5人を超える会食も引き続き控えるよう求めている。

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