福井市役所

 福井県は5月15日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため休校となっている県立学校について、6月1日に再開することを決めた。マスクの着用や机の間隔を空けるなど、感染防止対策を徹底する。福井、勝山、鯖江市と永平寺、池田、越前、美浜町の7市町教委は各小中学校を1日に再開すると決定した。福井市は小中学校の入学式を5月29日に行う。夏休みは8月1日~16日、冬休みは12月26日~1月4日とし、秋休みは設けない。

 県立学校の再開は県の対策本部会議で決定した。1日の再開について会議後、杉本達治知事は記者団に「5月中は様子を見ようという県が多い。福井の場合は11日から在宅授業を行っており、学習の遅れも最小限に止められる」と説明。15日午前にオンラインで開かれた17市町の首長との会議では、県の方針に異論は出なかったとした。

 再開後の県立学校の部活動に関しては、校内や通常練習する場所で1カ月程度はトレーニングなどを中心に行うことや、対外試合禁止などを月内に通知する。

 生徒らが感染した場合は、症状の有無や感染拡大の状況などを総合的に考慮し、学校全部または一部を臨時休校とする。18日以降は登校日を週2~3日に増やすことも可能とした。

 10市町は今後、校長会などで小中の再開を協議するが、多くは県教委の方針に沿って6月1日再開で足並みをそろえるとみられる。

 一方、県私立中学高校協会の荻原昭人会長(啓新高校長)は「県の決定を参考に、各私立学校が判断する」とした。

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