応援券の販売総額が約2200万円に達したことを伝える「立ち上がれ福井」の専用サイト

 新型コロナウイルスの感染拡大で厳しい経営状況の福井県内飲食店を支援する任意団体「立ち上がれ福井」は、1年間有効のお得な飲食店の食事券を発行する応援企画で、応援券(食事券)の購入が5月15日の期限までに、当初目標額の4倍以上となる計約2200万円に上ったと明らかにした。売り上げは参加店に6月5日までに振り込まれ、厳しい資金繰りの一助にしてもらう。

⇒ふくいの新型コロナ特集

 応援企画は、一般客らが応援したいと思う飲食店に“先払い”する形で応援券を購入することで、足元の運転資金に悩む店に売り上げがすぐに入る仕組み。県内の居酒屋や和食店、洋食店、焼き肉店など129店が参加。県のクラウドファンディングを使った事業継続応援プロジェクト補助金も活用した。

 応援券は1口1万円で、1万2千円分の食事券が付く。5月1日から専用サイトで参加店への応援券販売を開始。15日の期限を待たずに事務局が上限設定した2200万円に到達し、販売を締め切った。購入者は約900人。このほか、プレミアム分は必要ないとする企業・団体から100万円単位の購入もあった。

 応援券は6月1日から1年間、店内での飲食やテークアウトなどに使える。

 共同代表の1人、「ぼんたグループ」(福井市)の齋藤敏幸社長は「県民の飲食店を応援したいと思う熱い気持ちを想像以上に感じた。緊急事態宣言が解除され、応援券購入者は外食するきっかけにしてほしいし、参加店は感謝を伝えてほしい」と話している。

関連記事