甲子園球場=兵庫県西宮市

 新型コロナウイルス感染の影響で、今夏の第102回全国高校野球選手権大会(甲子園)の開催中止が検討されていることについて、福井県高野連の田邊浩之理事長は「5月20日の日本高野連の決定に沿って必要な対応があれば対応していく」と述べるにとどめた。

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 現場の監督の胸中は複雑だ。3年連続出場を目指す敦賀気比高校の東哲平監督は現状での開催は厳しいとの認識を示しつつ、「まだ日本高野連の正式発表はないので20日を待ちたい」と話す。その上で「甲子園に出たい、甲子園で試合をしたいと思って集まってきている選手がたくさんいる。できるものなら何とかしてやらせてあげたい」と、選手の気持ちを代弁した。

 北陸高校の林孝臣監督は「まだあると信じている。決定するまでは一生懸命やる」と、福井工大福井高校の田中公隆監督も「あるものと信じて正式決定を待つしかない」とそれぞれ希望をつないだ。

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 また、7月に予定されている県大会について田邊理事長は、観客を入れたり開会式を行ったりといった通常通りの開催は困難との見方をする。一方、状況次第で「仮に甲子園がなかったとしても夏の県大会としてできるように環境面の準備や検討をしていきたい」と話した。

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