夏用体操服の布を使った「スクールマスク」

 福井県越前市の体操服メーカー「グリンズ」が福井県内2社と協力し、夏用体操服の布を使った「オリジナルスクールマスク」を開発した。同社が体操服を卸している市内の小学校2校と幼稚園など4施設に計約1300枚を寄贈した。

 新型コロナウイルス感染症の影響で子ども用マスクが不足する中、地域に恩返ししようとマスク製作を決めた。同社が布地と縫製、編みレース製造の「土本トリミング」(越前市)がゴム部分、プリントの「アンドファクトリー」(福井市)がロゴの印刷を担当した。

 3月初旬から約2カ月間かけ完成した。コットンが多く含まれる夏用の体操服の布を使っているため、肌触りと発汗性に優れている。子どもたちの表情が分かるよう大きすぎないサイズとし、ゴムは耳が痛くならないよう長さを調整できるようにした。

 大虫小学校に贈るマスクには、同校のロゴ「064(おーむし)」を、味真野小学校に贈るマスクには同校のシンボルの桜を印刷した。

 奥山哲也代表取締役がこのほど、大虫小学校を訪れ、教員用と児童用の計375枚を贈呈した。奥山さんは「マスクを着けて、コロナに負けず健康に育ってほしい」、大虫小学校の校長は「マスクが不足している中で、とても助かる」と話していた。

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