福井県庁

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため休校となっている福井県内の学校について、県教委や市町教委が再開に向けた具体的な検討に入ったことが5月13日までに分かった。県立学校は6月1日の再開日案を軸に協議しているとみられ、小中学校を管轄する市町教委も県立学校の対応を踏まえ検討を進めている。

 杉本達治知事は4月28日、県立学校の再開を当面延期すると発表。「ゴールデンウイーク開けの2週間程度は(感染の状況を)確認する必要がある」としていた。一方、県内では4月29日から2週間以上、感染者の発表がない状態が続いている。

 再開日を巡っては、県外出身の高校生が合流する際に、県民行動指針により2週間の自宅待機を求められるため、全生徒がそろって出席できる時期として6月1日を軸に検討を進めているとみられる。市町教委には既に県立学校の1日の再開日案が伝えられており、県や県教委は市町教委の意見も聴きながら再開時期などについて最終調整し、各教委に県立学校と同時期の再開を要請するもよう。

 安倍晋三首相の全国一斉の休校要請を受け、県内では3月から県立高と特別支援学校、公立小中、私立学校が順次、臨時休校に入った。春休みを含め休校は2カ月余りに及んでいる。5月11日には、県内小中高校でインターネットや動画投稿サイト「ユーチューブ」を活用し、学習動画を配信する在宅授業が始まった。
 

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