感染者の治療の最前線で奮闘する看護師らに向けたメッセージ。同僚や患者ら200人以上から寄せられている=5月8日、福井県福井市の同県済生会病院

 新型コロナウイルス感染者の専用病棟を設けている福井県済生会病院(福井市)に、同病院のコロナ担当看護師らに寄せた同僚や患者ら200人以上の応援メッセージが掲示されている。「一人一人が戦士」「協力して乗り越えて行こう」。仲間を誇り、思いやる気持ちがつづられている。

 同病院は福井県の依頼を受け、4月13日に専用病棟を立ち上げた。自ら手を挙げた看護師や医師ら約20人のチームが連日、軽症や中等症患者の対応に当たっている。

 メッセージボードは同14日、病院3階に設けた。コロナ患者を担当する医療従事者への偏見や差別など悲しい現状があり、感染症チームの医師から「一生懸命頑張っている現場スタッフを励ましたい」と提案があったという。

 それ以降、一般病棟で働く看護師や技師、職員らから次々と感謝や励ましの言葉が寄せられた。コロナ患者の治療や業務に携わる全ての同僚へとするメッセージでは「毎日大変な業務の中、笑顔を絶やさず患者さんのために一生懸命働く姿に頭が下がります」。ほかにも「つらい時、もう続けられないと思った時、いつでも助けを呼んで」など自分ができる限りの支援を誓うものもあった。

 同病院経営企画課の主任は、目に見えないウイルスとの闘いに「私たちには想像できないほどのつらさがあると思う。少しでも心を休めてもらい、みんなで頑張っていけたら」と話した。

 このほか、患者のコメントや新聞で紹介された子どもの絵、寄付された物資、菓子の写真なども飾られている。

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