福井丸岡RUCKの北川夏奈選手

 新型コロナウイルスの感染拡大により、大好きなスポーツができない中高生の皆さん、目標に向かって自主練習を頑張っていますか?私は小学5年生の時、フットサルの全国大会「キヤノンカップ」の西日本大会が新型インフルエンザの影響で中止になりました。たくさん練習して優勝する自信があったので、試合前日に大会中止の連絡があった時は、ショックでした。

⇒【D刊】北川夏奈選手からのメッセージ全文

⇒【前を向こう】中高生にトップアスリートからエール

 結局西日本大会だけ中止となり、開催された全国大会ではライバルチームが優勝しました。「どうして、私たちだけが」という思いでいっぱいでした。でも私たちは、この悔しさを乗り越えて、同じ学年の2月にあったサッカーの大会「なでしこカップ」で生まれて初めて日本一になりました。

 神様は、乗り越えられない試練は絶対に与えないと思います。今回も神様を信じて頑張ります。

 私は、昨年の12月、日本代表に選んでいただき、スペイン代表と試合をするためにスペイン遠征に行きました。今年の7月に行われる予定のアジア大会の強化合宿として行われたものでしたが、アジア大会は中止になりそうです。必死にトレーニングをして代表に選ばれるように頑張っていただけに、とても残念です。

 今(4月22日現在)は、練習もできない状況にいます。新型コロナが終息したら日本リーグも始まるので、この自粛期間中も時間を無駄にせず、まずは自分の体を作り直したいです。

 今年こそはリーグ制覇できるように頑張りたい。チームの仲間とは、無料通信アプリLINE(ライン)のグループを使って、どんなトレーニングをしているのかを報告し合っています。会員制交流サイト(SNS)でいろいろなリフティングの技を紹介している選手や、トレーニング方法を後輩たちに教えている選手もいます。

 今はすごく厳しい状況ではありますが、自分や大切な人を守るためにも、日々の予防をしっかり行って、新型コロナに打ち勝ち夢をかなえましょう。そして、皆さんの力で、大好きな家族や仲間を笑顔にしてください。応援しています!

■きたがわ・かな 丸岡高出身。イワタグループ(坂井市)社員、フィットネスジムトレーナー。4歳でサッカーを始めた。フットサル女子日本リーグの福井丸岡RUCKのエース。日本代表経験多数。ポジションは最前線の「ピヴォ」。身長169センチ。21歳。

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 新型コロナウイルスの感染拡大で、スポーツ大会が相次いで中止に追い込まれた。汗と涙をぬぐって頑張ってきた成果をどこにぶつければいいのか、と悩む中高生のみんなを勇気づけたいと、福井出身の選手たちが自らの体験を踏まえたエールを寄せた。

 福井出身の選手たちが福井県の中高生アスリートにエールを送る「前を向こう」。福井新聞は「前を向こう」で紹介した選手への激励メッセージを募集します。選手たちに皆さんから激励メッセージを送りませんか?選手に届けます。 →メッセージ投稿はこちらから

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