牧草地に放された乳牛=5月12日、福井県奥越高原牧場

 福井県勝山、大野の両市にまたがる県奥越高原牧場で、乳牛の放牧が始まり、牛たちがおいしそうに牧草をはんでいる。すがすがしい青空が広がった5月12日は、牛たちがゆったりと歩き回る姿が見られた。

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 今年は天候に恵まれて牧草の生育が順調だったため、例年より2週間ほど早い4月27日に放牧を始めた。妊娠している23頭と妊娠適期の35頭の計58頭に今後、妊娠適期を迎える約20頭が、11月中旬まで牧草地で過ごす。

 標高400~600メートル、広さ185ヘクタールの牧草地に放された牛は、3~4ヘクタールの区画を草の生育状況に合わせて1~3日おきに移動。ビタミンが豊富に含まれた牧草をたくさん食べて適度に運動し、秋ごろからの出産に備える。

 同牧場の八木保善場長は「訪れる際は新型コロナウイルス対策を忘れず、六呂師高原に広がる牧歌的風景を楽しんでほしい」と話していた。

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