ビニールで仕切られたレジ。並ぶ際に間隔を空けるよう指示する掲示物を用意するなど、感染対策を整えての営業再開となった=5月11日、福井県福井市のオザキスポーツ・アバックスタジアム店

 新型コロナウイルスの感染拡大防止へ、福井県が100業種に出していた休業要請が5月11日、一部解除された。平日昼間の不要不急の外出自粛要請も解除され、店舗や施設は感染防止対策を徹底した上で、訪れた利用者を迎えた。

⇒福井県の休業要請対象施設(5月7日以降)

⇒ふくいの新型コロナ特集

 解除されたのは、図書館や美術館、床面積が合計1千平方メートル以下の商業施設や学習塾など。営業時間の短縮・変更を求められていた飲食店は、通常営業できるようになった。

 県内で4店舗展開するオザキスポーツ(本社福井市)は、要請に合わせ4月25日から休業していた全店を再開した。アバックスタジアム店(同市)の店長(43)は「やっとお客さんにスポーツ用品を提供できるようになり、社員一同喜んでいる」と、再開を待ちわびていた様子。

 ただ「感染が広がってしまうことが一番心配」と、レジに飛沫感染防止のビニールシートを設置したり、店内の複数箇所に消毒用のアルコールを置いたりと、手を尽くしている。

 この日は休校中の中高生も訪れ、品定めをしながら部活動の再開に胸を膨らませていた。高志高校1年の男子生徒は「野球部に入ろうと考えていて、部活が始まる日のために道具やウエアを買いに来た。自宅で使えるトレーニング器具も欲しい」と店内を見て回っていた。

⇒施設再開、各業界の現場の声(D刊)

 県の休業要請は、遊興施設や劇場、運動施設、大規模な商業施設などは20日まで。平日夜間と週末の外出自粛も20日まで求めている。

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