バスケットボールの男子日本代表として活躍する北陸高校出身の篠山竜青選手

 皆さんは目標にしていた舞台や大会が中止になったり、開催されるか分からなかったりする状況が続いていると思います。

⇒【前を向こう】中高生にトップアスリートからエール

⇒【写真】篠山竜青選手が激励メッセージ

 家からも出にくく、非常に難しいシチュエーション(状況)の中にいると思いますが、いつか必ず新型コロナウイルスも収束すると思いますし、たとえ大切な大会や舞台が開催されなかったとしても、この後も人生は続いていきます。

 何年後かに新型コロナの期間があったからこそ、今の自分があると胸を張って言えるような未来をつくることをできると思うので、今できること、今しかできないことが何なのか考えて行動してほしいと思います。

 具体的には社会人になると、僕たちプロのスポーツ選手の世界もそうですが、目標や課題に対して、自分で考え自分でスケジュールを立てて行動しなければいけないことがとても多くなります。だから、家にいて自分自身で1日の予定を立てる練習だと思って、勉強や部活動のことなど自分で1日のスケジュール、1週間のスケジュール、1カ月のスケジュールを立てて行動をしていく練習をしよう。これは将来の自分の糧になると思うので、お勧めだと思います。

 自分自身も小学生からずっとバスケットに取り組んできていますが、大きな大会にけがで出られないことや予選で負けてしまって目標にしていたところまでたどり着けないということもたくさんありました。しかし、そういうものがあったからこその今だと思っているので、皆さんも新型コロナに負けずに、未来の自分が「新型コロナの影響で大変な時期があったからこそ今の自分がいます」って言えるように、今を積み重ねていってほしいなと思います。

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 ■しのやま・りゅうせい 北陸高校3年時に全国高校総体で優勝し、全国高校選抜大会は準優勝。日本大学を経てBリーグ1部川崎入団。2016年に日本代表入りし、19年ワールドカップは主将を担った。ポジションはポイントガード。神奈川県出身。178センチ。31歳。

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 新型コロナウイルスの感染拡大で、スポーツ大会が相次いで中止に追い込まれた。汗と涙をぬぐって頑張ってきた成果をどこにぶつければいいのか、と悩む中高生のみんなを勇気づけたいと、福井出身の選手たちが自らの体験を踏まえたエールを寄せた。

 福井出身の選手たちが福井県の中高生アスリートにエールを送る「前を向こう」。福井新聞は「前を向こう」で紹介した選手への激励メッセージを募集します。選手たちに皆さんから激励メッセージを送りませんか?選手に届けます。 →メッセージ投稿はこちらから

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