ブロスジャパンが発売した、くもり止めにもなる眼鏡クリーナー=福井県鯖江市水落町2丁目のブロスジャパン

 眼鏡枠企画販売のブロスジャパン(本社福井県鯖江市、浜田謙社長)は、くもり止め機能がある眼鏡クリーナーを発売した。新型コロナウイルスの感染拡大で、マスクの着用が日常的になっている中、眼鏡のくもり止めニーズに応える。

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  大阪府の老舗せっけんメーカー、木村石鹸工業と共同開発した。コラボレーションのきっかけは2018年12月、米経済誌の日本版「フォーブスジャパン」主催で、世界に誇る日本の中小企業を選ぶ「スモールジャイアンツアワード」のベスト7社に両社が輝いたこと。
 
 浜田社長は表彰式で木村祥一郎社長と知り合い、あえて非効率な伝統製法にこだわるというものづくり精神に共鳴。「世の中にないものを一緒に生み出そう」(浜田社長)と19年2月から開発に取り組み、くもり止め需要が高まっている時に発売にこぎ着けた。
 
 クリーナーは泡状で、レンズに塗り広げて1分ほどして拭き取ると、洗浄とくもり止めが同時にできる。50ミリリットル入り税込み1980円。福井県内では鯖江、福井両市の田中眼鏡で販売している。
 
 またブロスジャパンは、新型コロナの影響で都市圏の眼鏡小売店が休業していることを受け、急きょウェブストアを開設した。メーカーによる直販サイトは取引先の小売店と競合してしまうため、同社によると珍しい取り組み。すみ分けを図るため、扱うのは一部の眼鏡やクリーナーなどにとどめる。

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