休業要請に関する問い合わせ

 新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、福井県の休業要請に応じた事業者への協力金の申請受け付けが、4月30日始まった。書類が配布された市町の役場では、準備が整っていない始業間もない時間から希望者が訪れ、事業者の関心の高さをうかがわせた。

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 県はこの日、午前10時ごろにホームページで必要書類の配布を開始。インターネット環境のない人ら向けに、市町の役場でも配っており、福井市の市役所本庁とアオッサの窓口では1日で約130人が受け取った。

 市内でカラオケ喫茶・スナックを営む女性(66)は売り上げが3分の1に減っているといい「一刻も早くお金がほしい。家賃の支払いは協力金の支給まで待ってもらうつもり」と話していた。

 県から申請書のデータが始業時までに届かず、朝一番で窓口を訪れた数人に渡せなかった例も。担当者からは「事業者の動きが早い。大変な思いをしている表れでは」(越前市)などの声が聞かれた。

 県は4月25日~5月6日の期間に100業種に対して休業を要請。29日からは行楽を主な目的とするホテルや旅館も加えた。全面的に協力した中小企業は50万円、個人事業主は20万円の協力金が受け取れる。飲食店などには営業時間の変更・短縮を求めており、各25万円、10万円受け取れる。

 申請は経理帳簿など、これまで営業していたことが分かる書類や、今回実際に休業したことが分かる店舗写真などを、必要書類とともに県に郵送する。支給は休業期間後、5月中旬となる予定。

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