使い捨て型のフェイスガード。眼鏡の腕部分に取り付けたパーツのクリップで透明シートを脱着する

 新型コロナウイルス感染拡大が続く中、眼鏡企画販売のスギモトデザインスタジオ(福井県坂井市丸岡町一本田中、杉本早見代表)が、使い捨て型の医療現場向けフェイスガードを開発した。日常使う眼鏡の腕部分にパーツを取り付け、クリップでクリアシートを装着。手を汚さず簡単に交換できる。

 医療従事者から飛沫防御はもちろん、顔を覆うシートの脱着が簡単で、安全性の観点から使い捨てできるフェイスガードの要望があった。4月に入ってデザインを企画し、10日間でサンプルを作った。

 シートを挟むパーツは、太めのゴーグルをはじめ、ほとんどの眼鏡に対応する。脱着は市販のクリップを使用しており、透明度が高く、弾性のあるA4サイズの樹脂シートを差し込む。クリップを開けばシートが外れて触れることなく交換できる。

 唾液や血液が飛び散りやすい現場では感染リスクが高く、患者ごとにシートを交換する必要がある。フェイスガードは県内でも品薄になっており、歯科や眼科といった開業医などからの需要を見込んでいる。

 杉本代表は「いま最も求められている使い捨て型で、コストも抑えた。新型コロナの対策で多忙を極める医療従事者に届けたい」と話している。価格はシート10枚付きで5500円。同社ホームページで予約を受け付けている。

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