新型コロナウイルス対策で多くの店が休業する福井県福井市の繁華街「片町」=4月2日

 福井県が県民に外出自粛を要請する中、福井市の繁華街・通称「片町」周辺やJR福井駅周辺の夜の人出が、新型コロナウイルスの感染拡大前に比べ約75%減となったことが4月28日、県の調査で分かった。ショッピングセンターなど大型商業施設が多い同市大和田周辺の昼は半減している。

 3月9~15日と4月20~26日の来訪者数を比較。夜は午後8~9時、昼は正午~午後1時を調べた。

 夜の人出は4月の調査で毎週減り続けており、20~26日には福井駅で74・3%減、片町で75・3%減に達した。買い物客が多い昼の大和田は横ばいで45%程度の減少。企業や官公庁が多い昼の福井駅周辺は37・5%減だった。

 杉本達治知事は28日の会見で「8割削減に向けて一層の努力をお願いしたい」と述べた。

⇒経営者ら悲痛「片町の灯が消える」(D刊)

 調査はNTTドコモの統計情報「モバイル空間統計」を利用。基地局ごとに得られるスマートフォンや携帯電話のユーザーの位置情報を基に推計した。

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