新型コロナウイルス感染の有無と嗅覚、味覚異常訴え

 新型コロナウイルスの感染者の中には「においや味を急に感じなくなった」と訴える人がいる。

 嗅覚や味覚の異常は、インフルエンザなど他の呼吸器感染症でも起きるため、新型コロナの代表的症状として公認されたとは言えないが、異常を訴える患者はどのくらいいるかを探る研究が海外で進んでいる。

 その一つ、米カリフォルニア大サンディエゴ校のチームは、インフルエンザのような症状の患者約1500人に新型コロナの検査を実施。詳しい症状が把握できた計262人(感染あり59人、感染なし203人)について分析した。

 その結果、感染者では68%に嗅覚異常、71%に味覚異常があったのに対し、非感染者では嗅覚異常16%、味覚異常は17%にとどまった。

 嗅覚や味覚がほぼなくなるほど症状が強い人が多いが、回復率も高かった。チームは「これらの症状は新型コロナと非常に強い関連がある」と指摘している。(この記事は4月23日に書かれたものです)

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