福井県庁

 福井県は、県内の病院などで新型コロナウイルスの患者に対応している医師や看護師ら医療従事者に対し、1日最高4千円の特別手当を独自に支給する。同居家族らに感染させる不安を解消するためホテルなどを利用した際の宿泊費も1泊4千円補助する。

休業要請協力金福井県は中小50万円

 県によると、特別手当の対象は▽感染症指定医療機関▽感染疑いのある人を診察する「帰国者・接触者外来」がある医療機関▽軽症患者らを受け入れる一時生活施設―の各従事者。対象期間は、県内で初めて感染が確認された3月18日から9月末まで。勤務表などを確認し、過去にさかのぼって支給する。金額は感染者への接触の度合いなどを考慮して、1日4千円または3千円を決める。

 特別手当の支給時期は調整中。宿泊費の補助は早ければ今月中から支給する。

 特別手当は1日240人分、宿泊料補助は1日45人分を予算化し、関連費用2億円を23日に専決処分した補正予算に盛り込んだ。

福井県、休業要請の対象は100業種

 杉本達治知事は記者会見で「リスクを背負って現場の最前線で闘っていただいている関係者には心から敬意を表するとともに感謝申し上げる」と述べた。

 県によると、医療従事者対象の特別手当は大阪府も支給する方針を示している。宿泊費補助は沖縄県那覇市などが実施しているが、福井県の取り組みは「全国でもまれで先駆的」(地域医療課)としている。

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