新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 石川県は4月23日、新型コロナウイルスによるクラスター(感染者集団)が発生した同県かほく市の二ツ屋病院で、入院していた70~90代の男女15人の感染が新たに確認されたと発表した。ほかに40代の男性会社員と80代女性の陽性も判明。県内の感染確認は計216人となった。

 県によると、男女15人はいずれも1カ月以上にわたって入院していた。県は院内感染の可能性があるとみて、厚生労働省にクラスター対策班の派遣を要請した。二ツ屋病院を巡っては、既に職員や患者ら13人の感染が分かっており、感染者は計28人となった。

 家族の感染が判明した50代の女性介護士の陽性が19日に確認されて以降、この女性が勤務する病棟関係者らの感染が相次いで確認された。うち入院していた80代男性は20日に死亡した後に陽性と分かった。

 同病院は現在、新規患者の外来診療や入院受け入れを中止している。

 40代男性は既にクラスターが形成された加賀東芝エレクトロニクス(同県能美市)関連の会社員。80代女性はこれまでに感染が確認された50代女性と同居していた。

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