永平寺町役場=福井県永平寺町

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、福井県永平寺町は4月22日、総額約1億5千万円の町民生活支援策を発表した。全世帯を対象に全国でも異例の半年間の上水道料金の減免措置を講じる。子育て世代と商工事業者への現金給付も行う。実施に必要な一般会計補正予算を週明けにも専決処分する方針。

⇒【勝山市】子ども1人に6万円現金給付

⇒【全国初】福井県全世帯にマスク購入券

⇒ふくいの新型コロナ特集

 河合永充町長らが記者会見して概要を説明した。

 説明によると、上水道料金の減免期間は今年6月~11月分。1カ月当たり1100円の基本料金と、55円~2860円の水道メーター貸付料を徴収しない。家屋や事業所だけでなく、田畑用なども含めた約7400件を対象とする。町上下水道課によると、うち約3割が完全に無料となる見込み。大人2人、子ども2人の4人家族では通常約3千円の支払額が半額程度になるという。

 減免による企業会計の損失を穴埋めするため、一般会計から5250万円を繰り出す。河合町長は減免理由について「水は生活にどうしても必要なインフラであるし、公平に支援できる一面がある」と述べた。

 このほか子育ての経費負担を軽減するため、中学生以下の子ども1人当たり2万円を、所得制限なしで保護者に給付する。子どもは約2400人おり、事業費は4800万円。5月中旬の支給を予定している。

 事業者支援には5千万円を投じる。直近1カ月の売り上げが前年同月比2割以上減少するなどした事業者に、1事業者当たり10万円を支給する。

 事業費は全て財政調整基金を活用する。

関連記事