赤やピンクで山里を彩るハナモモ=福井県福井市武周町

 福井県福井市武周町の山あいで、ハナモモが見頃を迎えている。「むらおこしに」と、地元住民が数十年掛けて植えた約400本が、田んぼ跡や川沿いに咲き誇り、集落を訪れる人の目を楽しませている。

⇒【写真もっと】集落彩る真っ赤なハナモモの花

 地元の男性(81)がハナモモの名所である大野市西勝原の風景に感動し、植え始めた。親木は祖父が庭に植えた真っ赤なハナモモで、集落を彩る多くが赤い花だ。

 「花モモの里公園」として整備した高台には赤やピンク、白の花が鮮やか。マラソンの練習で坂井市の自宅から走ってきたという男性(69)は「新型コロナウイルスの影響で、街中も観光地も人が少ない状態。ここはきれいな花が咲いていて、心が和む」と笑顔を見せていた。

 ハナモモを植え始めた地元の男性は「車を止めて見入る人も多く、『きれいですね』と言われるとうれしい」と話していた。ハナモモはゴールデンウイーク頃まで楽しめるという。

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