福井県庁=福井県福井市

 新型コロナウイルスの影響でマスクが手に入りづらい状況が続く中、福井県が県内全世帯に購入券を配布する方針を固めたことが4月18日、分かった。最寄りのドラッグストア「ゲンキー」に購入券を持参すれば、50枚入り1箱(税込み2350円)を最大2箱購入できる。販売は24日開始予定で期間は5月10日まで。県によると、都道府県単位で県民にマスク購入をあっせんするのは全国初。

⇒マスク購入券、23日から郵送開始

⇒ふくいの新型コロナ特集

 県内の世帯数は約28万9千世帯(3月1日時点)。近く、郵便局を通して各世帯に購入券1枚を発送する。23日に届き始め、30日までには全世帯に配布される予定。

 県は、マスクを販売するフジコンコーポレーション(本社鯖江市)など2社の協力を得て大人用の不織布マスク約30万箱を確保した。ゲンキーに順次納品され、県内全17市町の64店舗で24日から販売される予定。

 仮に全世帯が2箱購入すると、県が現時点で確保している箱数では足りなくなるが、追加で調達するなどして対応する考え。

 ネット通販などでは50枚入りのマスクが3千~5千円程度で販売されている。今回の取り組みは、ゲンキーの協力で自社の利益を上乗せせずに販売される仕組みとなったため、「比較的、手ごろな価格設定」(県幹部)になったという。

関連記事