越前市役所

 福井県越前市は4月17日、新型コロナウイルス感染症対策として市内の高校3年以下の子ども1人当たり3万円、重度の障害がある市民1人当たり2万円を給付する経済支援策を発表した。中小・小規模事業者に対する補助、備蓄マスクの購入費なども含め、必要な事業費計4億7500万円を本年度一般会計補正予算として20日に専決処分する。

 給付金の対象は、子どもが0歳から高校3年までの約1万3000人。障害者は身体障害者手帳1級・2級、療育手帳A1・A2、精神障害者保健福祉手帳1級を持っている約1650人が対象。支給総額は計4億2300万円の見込み。

 子ども、障害者ともに児童手当や医療費助成で市が口座を把握している場合は申請不要で、5月中に支給を始められるという。申請が必要な場合でも7月中には支給を終える予定。奈良俊幸市長は支給対象について「今一番困っている人はだれなのかを考えた。所得制限は設けずに幅広く、迅速に届ける」と説明した。

 中小・小規模事業者向けには「感染拡大による影響を払しょくしようとする前向きな取り組み」に対して1社当たり10万円を補助。このほか児童生徒の家庭学習支援として、教員の授業を撮影した動画を21日から5月6日までユーチューブで配信。備蓄マスク、体温計などの購入費4300万円も盛り込んだ。

 財源は、市の貯金に当たる財政調整基金3億7500万円と越前三国競艇企業団からの特別配分金1億円を充てる。

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