福井県福井市主要地の来訪者数の変化

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け福井県が県民に外出自粛を要請する中、4月上旬は福井市の繁華街・通称「片町」周辺やJR福井駅周辺で夜の来訪者数が6割減ったことが4月14日、県の調査で分かった。ショッピングセンターなど大型商業施設が多い福井市大和田周辺の昼は4割減だった。

 県内で感染者が確認される前の3月7~13日と確認後の4月4~10日を比べた。杉本達治知事は4月3日、県民に対して週末や平日夜間の不要不急の外出・会合を控えるよう要請した。

 調査はNTTドコモの統計情報「モバイル空間統計」を利用。スマートフォンや携帯電話は基地局に常時アクセスしており、基地局で得られるユーザーの位置情報を基に特定エリア内での人口推移を推計した。

 調査対象の時間は、片町周辺と福井駅周辺は午後8~9時、買い物客が多い大和田周辺は正午~午後1時。午前4~5時時点の人数を居住者とみなして差し引くことで、来訪者数を推計した。

 その結果、片町周辺64・3%減、福井駅周辺59・5%減、大和田周辺39・5%減となり、特に片町と福井駅周辺への来訪者が大きく減ったことが分かった。県は「飲食店の営業自粛や、不要不急の外出・会合自粛への協力が広がった影響」とみている。

 杉本知事は14日の対策本部会議で「県民の皆さんの協力で行動が相当おさまってきている」と述べた。

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