勝山市役所=福井県勝山市

 福井県勝山市は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済的影響の緩和のため、市内の中学生以下の子どもを持つ保護者に対し、子ども1人当たり現金6万円を給付することを4月13日発表した。必要な約1億5千万円の本年度補正予算について週内にも専決処分する。全国でも異例の取り組みで、山岸正裕市長は「いち早く市民のため実行したい」と話している。

 山岸市長が同日の会見で概要を発表した。市内には0歳児から中学生までの子どもが約2500人おり、給付は来週にも始め5月上旬までに終える計画。保護者の所得による制限などは設けない。市の貯金に当たる財政調整基金を取り崩して予算に充てる。

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 山岸市長は「これまでも次世代育成事業に力を入れてきた。何らかの支援をと考えた際、まず子育て支援に対応したい」と強調。6万円とした根拠は「1カ月当たり5千円の計算。給食費がそれぐらいなので、そこをベースとした」と説明した。

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 補正予算ではこのほか約1千万円を専決処分し、マスクや消毒液を購入する方針も示した。マスクは約7万枚を確保し、小中学生や高校生、福祉・医療関係者に配布する。

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