Q、新型コロナウイルスの感染者が福井県の嶺南はゼロ(4月14日現在)ですが、PCR検査の件数自体が少ないのでは。(福井県敦賀市、女性)

 A、福井県保健予防課によると、県内で患者が急増し始めた4月2日時点の地域別の累計検査件数は、人口10万人当たりで福井市と永平寺町計37件、丹南35件に対し嶺南は33件とほぼ同水準。敦賀市関係者によると、これまでの検査で海外からの帰国者や県外の感染者の濃厚接触者も含まれていたが、いずれも陰性だった。

 検査が受けられるのは、国の基準で37・5度以上の発熱が数日続いたり、肺炎の症状があったりした場合に限られ、県は特に濃厚接触者を重点に基準を広げて検査している。県のオープンデータでは2月17日~4月12日に県内で606件のPCR検査が行われた。

 感染症指定医療機関の市立敦賀病院の米島學病院事業管理者(消化器内科)は「嶺南にも必ず感染の波はくる」と強調する。嶺北に比べ医療資源が乏しいため、「いったん感染が広がれば医療崩壊につながる」と指摘。不要不急の外出や会合、3密(密閉・密集・密接)、感染拡大地域との往来を避けるなどの行動制限を徹底するよう訴えている。

×  ×  ×

 福井新聞「みんなで発掘ふくい特報班」(ふく特)は、暮らしの中で感じた疑問や地域の困りごと、不正の告発といった情報を寄せていただき、記者が取材を進める調査報道企画です。LINEの「友だち」に登録してください。情報提供をお待ちしております。メールやファクス、郵便でも受け付けます。情報源の秘匿は厳守します。

⇒ふく特ページから「友だち」登録!

関連記事