福井県独自の緊急事態宣言を出した杉本知事=4月14日午後3時25分ごろ、県庁

 福井県は4月14日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて独自の緊急事態宣言を出した。県民に求める不要不急の外出や会合・会食の自粛を週末・平日夜間から終日に拡大。自粛対象期間を5月6日まで延長するなど県民行動指針を改定、強化し、県民に強く感染防止を呼び掛けている。

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 県は7日に「緊急事態宣言直前」を発表し、注意を呼び掛けていた。その後も感染確認は増加し、14日午前発表分までで92人の感染を確認。死者3人、重体5人などとなっている。

 杉本達治知事は記者会見で「(感染確認は)少し減ってきているが気を緩めてはいけない。県民の皆さんにお願いした自粛の効果も出ている。人出が多くなる大型連休を前に(宣言を)出させていただいた」と述べた。

 宣言に併せ、新型コロナウイルス感染症総合対策の実施を決めた。感染拡大の防止として外出などの自粛を拡大・延長したほか、県外からの来県自粛を要請する。発熱などの症状があるときには「絶対に」外出しないなど強く求めている。医療提供体制の充実・強化としてドライブスルー方式による検体採取を実施する。

 新型コロナウイルス特措法に基づく政府の緊急事態宣言とは別に、全国では北海道や愛知県など独自に緊急宣言を発令する動きが広がっている。法的根拠はないが、強いメッセージを出すことで感染の広がりを抑え込む狙いがある。石川県は13日に出している。

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