2018年の福井国体の閉会式に臨席された秋篠宮ご夫妻=2018年10月9日、福井県福井市の9・98スタジアム

 秋篠宮ご夫妻の地方公務の一つで、5月16日に福井県福井市の福井運動公園で開かれる「第31回全国『みどりの愛護』のつどい」について杉本達治知事は4月9日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、規模を縮小する方針を示した。県によると、秋篠宮ご夫妻の来県は難しいとして「式典にお気持ちを寄せていただく方法などを関係者と調整中」としている。

 杉本知事は「大切な行事なので感染拡大につながりにくい形を考えている」と述べた。今後の状況次第で「中止もある」とした。

 県によると、当初は全国の緑化関係団体などから最大約1500人が参加予定だったが、150人以下に縮小する方向で調整中。式典の功労者表彰は、席の間隔を2メートル以上空けるなどの対応を取る。屋外での記念植樹は実施する予定。

 つどいは都市緑化意識の啓発を図るため、1990年に始まった。天皇陛下が皇太子時代に担われた七つの重要地方公務の一つで、代替わり後の2019年から秋篠宮ご夫妻に引き継がれた。県内では初開催で、国土交通省と福井県、福井市が主催する。

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